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初先発で初勝利を挙げたエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

ベーブルースの再来!?

 

現地時間4月1日(日本時間4月2日)のオークランドコロシアムにて

 

アスレチックス戦にメジャー初先発を果たした大谷翔平が快挙をやってのけました。

 

初先発で初勝利、わずか3日前に指名打者として開幕戦に登場すると、初打席で初球をライト前に初安打。

 

MLBの歴史を紐解いても開幕10試合目までに投打でデビューしたのはわずかに4人だそうで、

 

本格的な「二刀流」は1918年の伝説の男・ベーブルース以来100年ぶりだそうです。

 

1918年と2018年、ちょうど100年後に登場するというところが意味深ですね。

 

前年度の成績からすれば注目度が高いとは言えない同カードが、この日は全米ネットで生中継されたそうです。

 

やはりアメリカでも大谷翔平への関心は高いようです。

 

そして、正真正銘の「TWO-WAY STAR」は輝いていました。

 

アンフェアなスプリッタ―投手

 

 

リアルタイムに観られていた方も多いかと思いますが、この日先発登板した大谷の6回92球の鮮烈デビューを振り返ってみます。

 

まずは、いきなり先頭打者のシミエンを外角スプリットで空振り三振に仕留めると三者凡退の快発進でした。

 

ところが2回に入ると一死後から中軸の5,6番打者に連打を浴びて投球リズムが狂っていきました。

 

7番打者のチャプマンにスライダーを痛打され、左中間への3ランを浴びました。

 

それでも3回以降は立ち直り、ノーヒットピッチングを続けるとエンゼルス打線が5回に逆転してくれました。

 

その後はそのまま救援陣が逃げ切り、記念すべき初先発初勝利の瞬間が訪れました。

 

6イニングを投げ、被安打3、6奪三振で1四球。

 

2回の3連打を除けばほぼ完璧な内容でした。

 

試合後、MLBの公式サイトはこう、その偉業をこう伝えています。

「大谷は電撃的な6イニングで歴史を作った。

99マイル(159キロ)の速球とアンフェアなスプリッタ―を投げた」

 

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チャプマンの談話

 

二刀流のスターに逆転3ランの洗礼を浴びせた若きスラッガー、マット・チャップマン内野手は

 

この日本人右腕を称賛し、カブスのダルビッシュ有投手を例に挙げたそうです。

 

「幸運なことに、初球にスライダーを投げてくれた。そして、次のスライダーが高めに浮いた。だから、反応できたんだよ」

 

1919年のベーブ・ルース以来となる開幕二刀流メジャーとなったスターから初本塁打を記録したチャップマンは、

 

クラブハウスで黒山の報道陣に囲まれながら最高の感触を振り返り、

 

この打席の初球でスライダーの球筋を見たことで、2球目の失投に素早く反応できたということです。

 

「彼は徐々に低めを攻めてきた。最初は高めのボールが多かったから、我々もストライゾーン高めを狙うことができた。

だが、彼は後から落ち着きと冷静さを取り戻し、低めを攻め始めたんだ。

(後半は)スプリットが速球をより効果的にしていたし、変化球も低めに決まってきた。低めに決まると攻略するのは難しい」

 

チャップマンも4回の第2打席はスプリットで空振り三振に仕留められています。

 

「おそらくダルビッシュ(に近い)だろうね。力強い速球に加えて、いい変化球やスプリットがある。

あんな高速スプリッターを見たことがないよ。いいボールだよ。打つのが難しい」

 

強烈な速球に加え、変幻自在の変化球を操る姿は、メジャー屈指の右腕を彷彿とさせたようです。

 

この日のスタジアムには日米合わせて200人近い報道陣が集結したそうです。

 

「大谷の注目ぶり? 今日の投球からすれば相応しいものだろう」

 

99年ぶりの本格的二刀流から初めて放った本塁打。

 

後世に語り継がれるかもしれない一撃を記録した若きスラッガーは、

 

大谷のピッチングを褒め称える粋な計らいを見せたようです。

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大谷の真骨頂

 

しかし、わずか2週間ほど前にはアメリカのメディアはこぞって

 

日本からやってきたこの二刀流選手の前途に赤信号を灯していました。

 

キャンプからオープン戦へと実戦形式が増えていく中で、投手としては4試合で17失点の大炎上。

 

打者としても快音は響かず打率は1割台に届くのがやっとの有様でしたから

 

疑問符がつけられるのは仕方ないところです。

 

「マイナーで鍛え直した方がいい」、「大きな期待外れ」の酷評が乱れ飛ぶ中で迎えた

 

メジャーでの開幕でした。

 

では、なぜ、これほどの短期間に大谷は劇的な変貌を遂げたのでしょうか?

 

そこにこそ大谷のクレバーさとそれを実践できる抜群の修正能力を見ることが出来ると思います。

 

「大切な部分は崩さずに、変えなければならないところは修正していった」と言うのが試合後の談話でした。

 

打者としては、右足を高く上げていた日本スタイルから、

 

速球にも差し込まれないように「ノーステップ打法」を取り入れることで確かな感触をつかんだようです。

 

そして、投手としては打者の的を絞らせないため、スライダーとスプリットの制球に磨きをかけた。

 

この日投じた92球中、球種を紐解くと両球種で49球。

 

半分以上はこの2球種を投じています。

 

6奪三振のうち、5個は鋭く落ちるスプリットでした。

 

スプリングキャンプではいくら打たれても、なぜ打たれるのか?にフォーカスして改善点を見つけ出し、

 

それを修正していく。

 

これが出来るのもまた一流選手の証でしょう。

 

アメリカのボールは日本製と比較して、縫い目が低い、滑りやすい等言われています。

 

しかし、大谷はWBCでもそういうボールを握って投げていますから分かってはいたと思います。

 

NPBとMLBの投手の平均球速は約7キロ違うそうでメジャーは150キロ、日本は143キロだそうです。

 

打者としては、150キロの速球に加えてテークバックを小さくしたまま投げ込むメジャー流に差し込まれる感覚を対処し、

 

投手としては150キロが当たり前の中で抑え込むには何が必要なのか?

 

チームぐるみのサポートがあったとはいえ、

 

それに一発回答するあたりが大谷の修正能力の高さを表しているのではないでしょうか。

 

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始まった新たな怪物伝説

 

初めて降り立つメジャーの公式戦マウンド。

 

「すごい周りが近く感じましたし、(オープン戦とは)雰囲気的には全然違う」を話したが、そこに緊張はなかったという。

 

「今日は楽しんで投げられた。野球を始めた頃のようにマウンドへ行くのがすごくうれしかった」

 

「そっちの気持ちの方が緊張感を上回った。入りから最後までそういう気持ちだった」

 

やはり怪物は言うことが違いますね(笑)

 

初回は3者凡退としたが、2点リードの2回1死、2連打された後でチャップマンに左中間へ逆転3点弾を運ばれましたが、

 

「一言で言うともったいない。あれで負けていたら悔いが残るんじゃないかなって」と振り返った場面は、

 

2ストライクまで追い込みながら決め球を投げきれず。

 

「やっぱり先制点を取ってもらった直後に逆転されてしまうというのは、流れ的にすごくよくない。

勝てる投球ではないのかなという感じはした」と反省しています。

 

しかし、3回からは立ち直り、アスレチックス打線に安打を許さず。

 

1四球を与えましたが、危なげない投球で6回を投げきりました。

 

この時、有効活用したのがスプリットです。

 

オープン戦では制御に苦戦したボールを生かせたのは、バッテリーを組んだ正捕手マルドナードのおかげだと言っています。

 

「今日は低めのフォークにすごい反応よく、1球も逸らさずに丁寧に捕球してくれていたので、

そこはすごく感謝したいですし、切り替えるきっかけにもなったのかなと思います」

 

3回以降に記録した12個のアウトのうち、実に5つはスプリットで奪ったものです。

大谷の次なる出番は打者としては日本時間4日のインディアンス戦、

 

投手としては同9日に本拠地・アナハイムで再びアスレチックス戦での

 

先発登板が予定されているようです。

 

大谷の怪物伝説第二幕はどんなサプライズが待っているのでしょうか?

 

44歳・イチローの古巣マリナーズ復帰での活躍と共に楽しみです。

 

同じア・リーグで同地区ですので投手大谷VS打者イチローの対決も近々観られるのではないでしょうか。

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